ふと閃いたんです。馬と人間の舞台といったら、まず有名なのは何よりエクウスではないか、と!あのアブストラクトな馬のヘッド、あれじゃん!と。最近では、ハリーポッター役の子がウエストエンドデビューでこの主役を演じたのが随分話題になっていたけど、彼に微塵も興味がないので馬だろうが全裸だろうが全くこれっぽっちも観に行こうという気にならなかったわけで!大体有名なアクターが出る作品はチケットが取れない!(いや、そうでも無いのかもしれないけど!)ともかく、みすみす見逃したわけです。だって知らなかった、馬役でウィルケンプも出てたなんて…!!!それは是非観たかったです。馬役って!
ともかく、そう思い立ったので、早速映画版DVDを見ました。HMVで£6でした。安いな!more? から感想です。危ないにも程がある。
見る前に、ストーリーなどは全く知らず、勝手に主人公の青年が馬大好きって話でしょう!と思いこんでました。なんて単純!もーー内容ヘビーすぎて、びびったよ。驚いちゃったよ!結局、この作品は、馬と青年の話ではなく、馬を通して神を見つめた青年の話でした。でも表現が危ない!さすがイギリス作品。さすが。
映画はもちろん本物の馬を使っているので、見てる方も、馬だし、どう見ても馬だし、しかし危ないなこいつ!とそういう感覚でナオは見てたんだけど、舞台はこれ、あの馬のヘッドを付けただけの人間が演じるんだよね。ウィルケンプがあの馬を演じるんでしょう。振り付け、演出が、大変、気になる!!!いくつか検索して感想を読んだんだけど、馬は本物の馬に思える、そう信じ込める、っていう意見を読んでますます、舞台観てみたくなった。でもナオは、きっと人間が演じた方が、馬の存在により神を感じることが出来るんじゃないかな、と思う。主人公の気持ちが理解しやすいんじゃないかな。まー演出によるところが大きいけど!馬が馬そのものに見えるんじゃなくて、神に見えるんじゃないかな。そういうインタープリテイションなら、観てみたい。逆に馬が人間に見えちゃったら、最悪だろうな。例えウィルケンプでも、最悪だろうな。そうなったら最後、マシューボーンの振り付けで是非お願いします。いやはや!オブラートにかーなーり包んでます。
ともかく、馬と人間の愛の物語では全くなかったので、残念ちゃ残念!見応えは凄くあった!いつか機会があれば舞台も観てみたい。ハリーポッターじゃなくていいので。でも確実に、絶対、ウォーホースの方がずっとずっと大好きだとは思うけど!やっぱ愛の物語が良い!
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