お母様が来日RENTに大変感動なさって、いいなーいいなー!と指をくわえてそれを聞いていたのだけど、ふと、え、てーかナオも舞台観に行けばよくね、というアイディアが浮かびました。でも今の時期観光ハイシーズンでなかなか当日安くて良い席のチケットを買うのは難しいと、経験から知っているので、諦め半分の心で取り敢えず行ってみました。ニューロンドンシアターで上演中のwar horse.
大好きな作品。ナショナルシアターから引っ越し上演。ニューロンドンシアターといえば、かつてCATSやジョウゼフをやっていたあの、思い出深いシアターなので、久しぶりにしんみり懐かしい気分。ボックスオフィスでチケットを購入ー!駄目かと思ってたけど、取れた★学割で最前中央!あーあーあーニューロンドンの最前とか!思い出深い!深い!嬉しい!
チケットがすんなり取れたので、もしかしてヒットしてないのかな、と一瞬頭を過ぎったけど、満席でした。ラッキーだった!この作品が素晴らしいことは、もうとっくに知っているから、何も考えずひたすら集中して観劇できた。前回は席も遠くて立ち見で、ストーリーも細部までは理解出来なかったのだけど、それでも嗚咽を堪えるのが大変なくらい号泣だったのだけど、今回最前列で、馬の息吹や走る振動や空気まで感じられて、ストーリーもさすが2度目だけあって、細かな台詞まで聞き取れて、最高に素晴らしかった。馬が迫ってくるような、なんという迫力!しかも、あの独特の半円形劇場を上手く利用した演出で、ナショナルの時より、もっともっと物理的にその世界の一部になれる。この辺は流石もとCATSシアター!という感じです。
笑えるシーンも結構あるんだけど、基本的にはどっしりとしたドラマなので、結末を知っていても、シーンごとに涙が止まらなかった。心から、大好き。本当に好きで好きで仕方ない作品です。言葉じゃない。もし英語がわからなかったとしても、それでも余りある魅力的な作品だと思う。来年までは上演決定してるので、機会があったら是が非にも!音楽も素晴らしいし、演出も、さすがイギリスと、言わざるを得ない。
このウェブログの名前、listen, joey! はこのwar horseにちなんで、というか台詞そのままというか、ジョーイというのが愛おしい愛おしい馬の名前なんだよ。
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